スタッフコラムNo.11「人との繋がりは健康に繋がる」
2021.02.22
緊急事態宣言が続いております。
先週から一部の医療従事者へのワクチン接種も始まりました。
当院の職員も接種希望者を集めて、書類を青葉区医師会へ提出しております。
皆さんいかがお過ごしでしょうか。
自粛生活も長引いてきて、
これまでのように人との接触が減ってきていると思います。
しかしこのようなご時世だからこそ、
積極的に繋がりを作っておく必要があります。
なぜなら、
「人との繋がりは健康に関係している」
と言われているからです。
ハーバード大学公衆衛生大学院のイチロー・カワチ教授は、
「命の格差は止められるか」という著書の中で、
人々の繋がりは心身ともに健康度を高めることを明らかにしました。
それはどういうことかというと?
人と繋がっていると、色んな情報が入ってきますよね。
健康、介護、政治、経済、災害、事件、事故、
教育、介護、スポーツ、芸能、美容、グルメ、トレンド、
などなど。
繋がる相手は、
家族、職場、友人、学校、地域、習い事、飲食店、
医療機関、ネット上の相手などなど。
繋がる方法としては、
対面、電話、手紙、メール、
ラインやインスタグラムなどのSNS、
また、このホームページも繋がる方法の一つです。
例えば下記のやりとり。
実際に私が先日に職場の同僚した会話です。
私「最近ダイエットしてるんだよね。
あの動画を観ながら脚の筋トレしてるんだ!」
同僚「私もダイエットしてる!
あの動画いいよね。あとはあの人の動画もいいよ!見てる?」
私「知らなかった!帰ったら見てみる!」
同僚「ダイエット中はタンパク質を多めに摂った方がいいらしいよ。
タンパク質は普段の食生活から不足しやすいんだって。
だからプロテイン飲み始めたよ!」
私「そうなんだ。私も調べてみる!」
このように、
人と繋がることによって新しい健康情報が得られました。
また、以下は祖母が犬の散歩中に近所の方とした会話。
祖母「こんにちは」
近所の方「こんにちは。わんちゃん可愛いですね。」
祖母「ありがとうございます。」
こんなやりとりを毎日続けていると、、?
祖母「こんにちは。」
近所の方「こんにちは。今日はどちらまでですか?」
祖母「今日はちょっと郵便局まで。
最近足が痛くて歩くのが大変なんですよ。」
近所の方「大変ですね。私の母も足が悪くて〇〇病院に行ってますよ。」
祖母「そうでしたか。私も〇〇病院に行ってみようかしら。」
近所の方「ぜひ行ってきてらしてください。
何かお手伝いできることがあればおっしゃってくださいね。」
祖母「ありがとうございます。」
こんな仲になったそうです。
祖母は、人と繋がることで健康情報が得られ、
そして近所に自分の体調を気にしてくれる知り合いができたのです。
これは心の安心にも繋がっていきます。
このご時世で人と接する機会が減っているからこそ、
私は積極的に人と繋がるような意識をして(今は非対面で)、
健康を保っていくように努めていきたいと思っています。
特にご高齢の方は人との接触が減っています。
繋がることが頭への刺激となります。
ぜひ、久しぶりにご家族やご友人に
電話やメールをしてみてはいかがでしょうか。